発達障害への認識や支援を“海の中に住む人間”で例えたイラスト わかりやすくハッと気づかされる
生きるには誰しも何かしらのサポートを受けているんだよね。
どこか発達に偏りがあったり、その人が持つ特性が社会での生きづらさにつながることが多い発達障害。それでも周囲の理解、習慣やグッズ、社会保障などを含めたサポートを受けることで、幸せな時間を過ごせるようにもなるのです。そんな発達障害への認識や支援について描かれた例え話のイラストが分かりやすいと話題になっています。
イラストでは発達障害の人を“海で暮らす人間”に例えています。人間は短い間なら海にもぐれますが、長い時間は無理。人間は、海の仲間たちと違う特性を持っています。その困りごとを理解してくれた人魚がサポートの手を差し伸べ、人間に酸素ボンベをつけてくれました。
酸素ボンベというサポートによって、少し不便なことはあるものの、人間は海の仲間と幸せに過ごせるようになりました。ですが……。
「エラ呼吸してって何度言えばできるの? いつになったらできるの?」「酸素ボンベなんてエコヒイキ!」「努力が足りないだけ」「海から出ていった方が幸せなんじゃない?」と、理解のない言葉を投げかける魚類も。そんな言葉が心を傷つけるのだ、とメッセージを伝えています。
人間には誰しも得て不得手があります。さらにその特性が強く感じられる発達障害は努力して治るものではないと言われています。それでも、当事者が自身の特性を分かった上で練習したり、工夫したり、周囲の理解やちょっとしたサポートがあれば、社会の中で幸せに過ごすこともできます。それを海の世界や魚たちで例えたイラストは分かりやすく、ハッと気づかされます。
作者は子育て模索中(@kumokun8)さん。自身も発達障害のお子さんを持ち、親の立場としても情報を発信しています。
画像提供:子育て模索中(@kumokun8)さん
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