賛否両論、泉佐野市のふるさと納税「閉店キャンペーン」へのネットの反応は?(1/4 ページ)

好意的な意見が多いながらも、「趣旨を逸脱」などの反対意見も。

» 2019年02月07日 16時35分 公開
[ねとらぼ調査隊ねとらぼ]

 大阪府泉佐野市が実施しているふるさと納税「閉店キャンペーン」が議論を巻き起こしています。「100億円還元」をうたい、特設サイトからふるさと納税を申し込んだ人にAmazonギフト券をプレゼントするというもの。

泉佐野市 ふるさと納税 閉店キャンペーン

 ふるさと納税をめぐっては、総務省が過度な返礼品を規制する方向を打ち出しています。泉佐野市長はこうした動きを「地方自治の精神にもそぐわず、また自治体間の格差を生みかねないもの」として、広く議論を行うべきと主張してきたとしています。「現状では、法制化は現実のものとなりそうな気配です」として打ち出した閉店キャンペーンは規制への反抗と受け取れます。

 このキャンペーンがネットでどう受け止められているのか調べてみました。

Twitterでの盛り上がりは?

{'type':'line'、'data':{'labels':['2019/2/3'、'2019/2/4'、'2019/2/5'、'2019/2/6'、'2019/2/7']、'datasets':[{'label':'RT数'、'data':[0、6、1518、1451、138]、'backgroundColor':'rgba(255、115、116、.7)'、'borderColor':'transparent'、'borderWidth':'0'、'pointBackgroundColor':'transparent'、'pointBorderColor':'transparent'}、{'label':'ツイート数'、'data':[25、15、2221、3138、430]、'backgroundColor':'rgba(255、183、116、.7)'、'borderColor':'transparent'、'borderWidth':'0'、'pointBackgroundColor':'transparent'、'pointBorderColor':'transparent'}]}} 期間:2019年2月3日〜2019年2月7日11:00(Social Insight 調べ)

 キャンペーンが発表された2月5日から急激な盛り上がりを見せています。Twitterではその後落ち着いていますが、特設サイトはアクセス集中によりつながりづらい状態が続いています。

泉佐野市 ふるさと納税 泉佐野市のWebサイト自体もアクセス殺到で災害モードに

大方はポジティブに受け止め

{'type':'pie'、'data':{'labels':['ポジティブ'、'ネガティブ']、'datasets':[{'data':[67.4、32.6]、'backgroundColor':['rgba(255、115、116、.7)'、'rgba(255、183、116、.7)']、'borderWidth':[0、0]}]、'illust':0}} 期間:2019年2月3日〜2019年2月7日11:00(Social Insight 調べ)

 ポジティブが67.4%と好意的な意見が多く、「覚悟が違う」「上手いこと総務省の規制をかわしてる」「グレーゾーンついた最後の悪あがきが自治体っぽくなくて好き」など肯定的なツイートが見られました。一方で、「趣旨を逸脱している」「泉佐野市のせいでふるさと納税制度がなくなる危険もある」など批判的な意見も多数ありました。

泉佐野市 ふるさと納税 ポジティブな意見
泉佐野市 ふるさと納税 ネガティブな意見

注目された関連ツイート

注目されたツイートをもっと見る

ポジティブなツイート

ポジティブなツイートをもっと見る

ネガティブなツイート

ネガティブなツイートをもっと見る


 閉店キャンペーンの特設サイトはアクセス集中でつながりにくい状態が続いています。それだけ「お得だから利用したい」という人が多いということでしょう。また総務省の規制に反対する人からの応援の声もみられます。

 総務省は、6月以降はルールを守らない自治体をふるさと納税の対象外とする改正法案を提出すると報じられています。規制強化後に同市がどのような施策を打ち出すかも注目されそうです。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」