中国の友人「一番難しかった日本語は“ギンギラギンにさりげなく”」→そもそも日本人にも分からない 解釈を巡る議論に発展
「ギンギラギン」と「さりげなく」は両立できるのか問題。
「ギンギラギンにさりげなく」ってどういう意味だろう――1つのツイートがきっかけで、マッチこと近藤真彦さんが歌った昭和の名曲が、Twitterであらためて考察されています。そういえば、表面上の意味だけ見ると、「派手かつ自然に」と禅問答を強いられているみたいで昔から謎でした。
事の起こりは、投稿主の宵(しょう)さん(@l_a_g_craft)が、中国の友人に「今までで一番難しかった日本語は?」と聞いた件。すると、返ってきた答えは「ギンギラギンにさりげなく」で、以来ずっと納得のいく説明ができずに悶々としてきたのだそうです。そりゃあ、日本人が日本語で読んでもよく分からない歌詞ですし、翻訳が難しいのも当然。
同曲のサビで歌われるのは、「ギンギラギンにさりげなく」が「俺のやり方」であり、「2人の恋のやり方」であるという生き様。あらためて語意を大辞林で確認すると、「ギンギラギン」の派生元と思われる「きんきらきん」は「派手」を意味する形容動詞、「さりげない」は「考えや気持ちを表面に表さない」という意味の形容詞と出ました。こうした相反する要素の混在したフレーズは、ほかにも「さめたしぐさで熱く見ろ」「涙残して笑いなよ」など、Aメロでもみられます。
きんきら(副詞)きらきらと光るさま。けばけばしく派手なさま
きんきらきん(形容動詞)「きんきら」を強めた語。「――に飾り立てる」
さりげな・い(形容詞)考えや気持ちを表面に表さない。何気ない。「――・い顔」「――・い調子で受け答えする」
(三省堂 スーパー大辞林3.0より)
この不思議な歌詞について、宵さんは「自分らしさを磨きつつ人に押しつけず自由に生きる」「貪欲に、かつスマートに」と解釈するのが精一杯だとコメント。そのうえで意見を求めたところ、「思春期における、入り交じった複雑な感情」「派手さをさりげなく忍ばせる“粋”の精神」「派手に目立ちたいと思いながらも、その下心を悟られないようクールを装いたい男心」「壁ドンして耳元で静かに告白」など、さまざまな解釈がリプライで寄せられました。
その一方で、「インパクトと語感を重視して作られた歌詞で、特に深い意味はない」とする意見も多い様子。それも1つの正解でしょうし、各々が曲と歌声から感じたものも、また正解なのでしょう。
関連記事
- 【豆知識】「クラリネットをこわしちゃった」の知られざる事実 → 実はクラリネットは壊れてなかった?
……という解釈もあるそうです。 - 曲を流して「J-POPの頻出単語」で取り合うかるた「狩歌」 ゲーム性も高いし歌詞の魅力が再発見できる
かるたに歌を融合させたカードゲーム「狩歌(かるうた)」。酒盛りしながらやってみたら楽しすぎたのでその魅力をご紹介。 - 歌詞の前に付くグニャグニャした「へ」みたいな記号の名前、知ってる?
民謡などの古い歌に使われている印象。 - 「4分33秒黙ってたら著作権料発生する?」 JASRACにド直球な質問をぶつけてみた
まぁそりゃ発生しませんよね。 - 「40ページの本は存在しない」ってどういう意味? 意外と知らない「本」の定義
では、40ページの紙の束は何なのか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
-
「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
-
もう別人じゃん! miwa、大胆イメチェンで面影ゼロに「まさかのこんな色になってるとは」「だれー!?」
-
「ぶち抜きたいです」 辻希美、懇願拒否された13歳長男が“荒くれ反抗”……息子の室内破壊に嫌悪あらわ「言葉が出ない」
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
-
「キュウリが冷凍できるとは76年も生きて来て知らんかったなあ」 野菜ソムリエプロが教える冷凍&活用アイデアが328万再生
-
「虎に翼」、壮絶過去演じた16歳俳優に注目の声「違国日記の子か!」 「ブラッシュアップライフ」にも出演
-
築36年物件の暗くてボロいトイレをリメイク→ぐーんと垢抜け! 驚きのビフォアフに「すごいですね!」「天才」の声
-
【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
-
辻希美&杉浦太陽、15歳迎えた長女のレアな“顔出しショット”でお祝い 最近は「恋バナ」で盛り上がることも
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」