advertisement
中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」に過激描写があるとして、松江市教育委員会が市内の小中学校で自由に閲覧できなくなる閉架措置とした問題をめぐり、署名サービス「change.org」で措置の撤回を求める署名活動が行われている。
「子どもたちが自由に読めるように戻してほしい」――8月16日に始まった署名活動は、これまでに8500人の賛同を得ている。1万人を超えたら、松江市教育委員会に提出するという。
松江市には昨夏、同作が「間違った歴史認識を植え付ける」として小中学校からの撤去を求める陳情があり、昨冬の審査の結果、全会一致で不採択となった。しかし、複数の委員から過激さを指摘する意見があり、あらためて協議したところ、閉架措置が決まった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Google歴史アーカイブで広島・長崎の原爆関連の歴史的資料を公開
広島平和記念資料館と長崎原爆資料館が所蔵する資料がオンラインで見られるようになった。 - Web漫画「原爆に遭った少女の話」が話題 祖母の体験を孫が描いて公開
GyaO!では「はだしのゲン」を無料配信中。 - 8000光年先のアレを「Madokami nebula(まど神星雲)」に改名しよう 国境を越えた運動が展開中
発起人は米国・ミシガン州に住む男性。 - スマブラ最新作にレジー社長を参戦させよう! 謎の署名活動が海外で進行中
署名数が目標達成の一歩手前まで来ているのが怖い。 - 日本レスリング協会が署名運動 オリンピックの競技存続に向けて
レスリングがオリンピック競技から除外される危機を受け、日本レスリング協会が署名運動を始めた。 - 男の子も遊べるクッキングトイを――13歳のネット署名が大手メーカー動かす
男の子も遊べるユニセックスカラーのクッキングトイを作ってほしい。弟思いの少女の願いがネットで支持を集め、大手玩具メーカーのHasbroに届いた。