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「新卒=大学生」の誤解を払拭したい リクルートが30歳以下の新卒採用を発表 既卒・就業中でも応募OK

面接時のスーツ着用、手書きの履歴書が不要で、遠方で来社できない場合はオンライン面接にも対応。就活してる人にはありがたい!

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 大学を一度卒業してしまうと新卒採用には応募できない。リクルートホールディングスがこの誤解を払拭するため、「2016年4月に入社できる」「30歳以下である」という2つの条件さえ満たせば応募できる新卒採用活動を開始しました。

 エントリーを募集するのは、Web関連の職種に限定した「新卒Web採用」。企業の新卒採用は大学生しか応募できないイメージが抱かれがちですが、実際には既卒の人材を新卒として受け入れている企業もあり、リクルートホールディングスもその1つなんだそう。採用活動で学年を限定しているように伝わってしまうのを避けるために、今回の選考では上記の2条件に当てはまれば、すでに大学を卒業している人や他社で就業中の人、フリーターでも、新卒として応募できることを打ち出しています。


画像 新卒=大学4年生というイメージが強いですが、事実とは異なるそう

 そのほか「新卒Web採用」の選考では、時期が真夏になると予想されるため、面接ではスーツを着なくてよい、手書きの履歴書を書かなくてよいなどの特徴があります。遠方に住んでおり、来社が難しい場合はオンラインでの面接にも対応。起業している人は、副業としてその仕事を続けることができます。


画像 事情がある場合は、スーツを着用して面接を受けても手書きの履歴書を書いても問題ありません

 なお、今回の応募はWebビジネスに特化したもので、募集コースは6種。「Web総合」以外の「UXデザイン」「データ解析」などの5つのコースは、高度なスキルや経験を持っている人物を対象としています。採用後は「リクルートキャリア」「リクルートテクノロジーズ」などグループ各社に配属されます。

マッハ・キショ松

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