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「宇宙列車は夢ではない」――松本零士氏を実行委員長に「銀河鉄道999現実化プロジェクト」発足

ついにSFを現実へ。

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 「銀河鉄道999」の世界を現実化しようと、7月7日に「銀河鉄道999現実化プロジェクト」が発足した。このプロジェクトは、「銀河鉄道999を実現」するため長期間にわたり仕掛けていくというもの。新デザイン車両「新銀河鉄道999電車」の企画を皮切りに、国内外で次々に企画を実現していく。


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(C)Leiji Matsumoto

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(C)Leiji Matsumoto

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(C)Leiji Matsumoto

 「新銀河鉄道999電車」では車両外観のラッピングだけではなく、銀河鉄道999の世界観を表すため車内デザインの工夫や先端技術の導入も検討とのこと。最終目標は「蒸気機関車型未来車両を西武線に走らせる」とし、駅舎や街を巻き込んだデザインを創り上げる予定だ。

 なお、このプロジェクトの資金調達はクラウドファンディングサイト「Makuake」で9月29日まで行われる。目標金額は2999万円。1万円のコースでは「新銀河鉄道999電車」に最初に乗車できる権利や「新銀河鉄道999電車」運行開始の最初の30日間つり革に名前が記載される権利が。2万円のコースでは一般公開前の新銀河鉄道999電車を撮影する権利。さらに、10万円のコースでは松本先生描き下ろしのメーテルの色紙をもらえることに加え、松本先生を囲んでランチを一緒にできる権利が付与される。

 銀河鉄道999の原作者である松本零士氏は「私が生きている間に実現できるかどうかは分からないが、宇宙列車は夢ではないと思っている。乗った人が『おれものった』『わたしものった』という生涯忘れられないような、希望に満ちた明るい電車にしたい」と語る。


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銀河鉄道999の原作者である松本零士氏

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(C)Leiji Matsumoto

太田智美

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