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「刀剣乱舞」画像盗用問題で過失認める 「適正な権利処理が行われていない事例があった」

DMM、ニトロプラスの両社からコメント。どちらも「自社に責任がある」と謝罪しています。

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 「刀剣乱舞-ONLINE-」運営チームは7月10日、一部で指摘があった「画像の無断複製および無断翻案」の疑いについて、調査の結果「法的に適正な権利処理が行われていないと判断しうる事例がございました」と、過失があったことを認めました。また、原作供給元であるニトロプラスのサイトにも謝罪文が掲載されています


画像 「刀剣乱舞-ONLINE-」に関するご連絡(DMM.com 「刀剣乱舞-ONLINE-」運営チーム一同)


 両社のコメントによると、直接の原因があったのはニトロプラス側。DMMはニトロプラスに一部の画像制作を発注していましたが、今回「問題がある」と判断された画像はいずれもニトロプラス側で作成されたものだったそうです。ニトロプラスによると、作業に携わったのがまだ新人採用されて間もないデザイナーだったこともあり、権利処理が必要かどうか、判断が不十分なまま作業を行ってしまったとのこと。また、その後の内部チェックでもニトロプラス、DMMともに問題を発見できず、今回の問題発生に至ってしまったとしています。

 DMMは現在、これらの調査結果を受け、可能なかぎり本来の画像権利者に連絡をとり、問題の解決に努めているとのこと。また今後は再発防止に務めるとともに、問題が発覚した画像20点については、すでにニトロプラス側に変更の指示を行っているそうです。


画像 問題が発覚し、画像差し替えが決定した画像一覧

 今回の件で、ニトロプラスは「最大の責任は弊社にある」と謝罪。またDMM側も「パブリッシャーである弊社の管理能力の欠如に最大の原因がある」と自社の責任を認め、「お客様、関係者様その他、多数の方にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。


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