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東京駅地下に幻の巨大空洞 「ブラタモリ」放送で話題に 再放送もあるよ

掘ってみたけど計画中止で空洞だけが残された。

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 JR東京駅の北側の地下で再発見された長さ50メートルほどの巨大な空洞をご存知ですか? 7月20日にNHK総合で放送された「ブラタモリ」で紹介された、およそ50年前に計画され中止となった自動車道の名残で、これまでどこにあるのか分からないままだったそうです。

ブラタモリ 東京駅周辺に広がる地下迷宮

 番組では丸ノ内から銀座まで東京駅周辺に広がる総延長18キロにもおよぶ地下空間を題材に、隠された秘密をタモリさんが解き明かすという内容。73分のスペシャル版で放送された番組中では建造物を避けるように複雑に交差する地下道や今も残る江戸時代の名残を検証。その中で謎の巨大空洞が紹介されました。

ブラタモリ 今まで人知れず眠っていた地下空洞

 空洞は東西線が走る永代通りと山手線や中央本線が交差する付近。長さ50メートル、幅6メートル、高さおよそ5メートルのトンネルが2本併走して掘られており、1965年ごろに計画された地下自動車道路の一部とのこと。地下鉄東西線の建設に伴い、交差する部分のためあとから掘り返さないように事前に掘っておいたようですが、出入り口が設けられておらず一度も使われないままどこにあるのか分からない状態になっていました。記録には残っており存在自体は分かっていたのですが、今回改装工事に伴い再発見され今回お披露目となったそうです。

 そんな巨大な地下空間が誰にも知られず眠っていたとは驚きです。放送を見逃した方は、7月26日0時50分から再放送がありますよ!

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