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渋谷の映画館「シネマライズ」が閉館へ “ミニシアターの本丸”陥落に映画ファンから悲しみの声

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 渋谷のミニシアター「シネマライズ」が2016年1月に閉館することが分かり、映画ファンから嘆きのツイートが次々と投稿されています。

 webDICEの記事によると、最後の上映作品はサイモン・カーティス監督の「黄金のアデーレ 名画の帰還」になるとのこと。劇場に問い合わせたところ、連休中のため担当者不在とのことでしたが、朝日新聞、映画ナタリーなど複数の媒体がすでに報じており、閉館は事実とみて間違いなさそうです。



画像 シネマライズ外観(Googleストリートビューより)

 一連の報道を受け、Twitterでは閉館を惜しむツイートが続々と投稿されました。過去に「雲の向こう、約束の場所」などをシネマライズで上映してきた新海誠監督は、「自分の青年期はライズとともにあったような気がします」とツイート。同じく「奇跡」「空気人形」などの是枝裕和監督も「自分の映画が初めてあの場所で上映された時の高揚感は、忘れません」と昔を振り返りました。





 また、映画解説者の中井圭さんは「ミニシアター文化の終焉」「あまりにもつらい」とコメント。シネマライズ閉館は決定打で、「映画の街は渋谷ではなく、完全に新宿のものとなった」とツイートしています。他にも、多くの映画関係者が閉館について言及。













 1986年に会館したシネマライズは、渋谷を代表するミニシアターとして「トレインスポッティング」や「アメリ」などを紹介。ミニシアター文化を長年にわたり牽引してきた、映画好きにとっては欠かせない映画館の1つでした。閉館の報を受けて、Twitterでは他にも「いてもらってもいられずシネマライズの前まで行ってみた」「青春時代の思い出」など、閉館を惜しむ声が多く投稿されています。







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