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「高台家の人々」実写映画化 綾瀬はるか主演、斎藤工が恋人役に

2016年6月公開。「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子の“テレパス”ラブコメディ。

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 「ごくせん」「デカワンコ」などを手がけた森本梢子の「高台家の人々」(集英社「月刊YOU」連載)が実写映画化。2016年6月に公開される。

 頭の中ではめくるめく妄想をことあるごとに繰り広げる平野木絵役を綾瀬はるかが、その妄想を読み取るテレパシー能力を持った、名家・高台家の長男であり木絵の恋人となる高台光正役を斎藤工が演じる。

高台家の人々

 また、光正と同じくテレパシー能力を持つ妹・茂子役に水原希子、光正の弟・和正役に間宮祥太朗、光正、茂子、和正の母親・由布子役に大地真央、そしてテレパシー能力はなく人一倍鈍感で空気が読めない性格でありながら天真爛漫でチャーミングな父親の茂正Jr.(通称マサオ)役を市村正親が務める。

高台家の人々

 監督はフジテレビの「世にも奇妙な物語」シリーズをはじめとし、「ショムニ」シリーズ、「謎解きはディナーのあとで」「ゴーストライター」の土方政人、脚本はドラマ「ナースのお仕事」シリーズ、映画「電車男」「陰日向に咲く」「ヘルタースケルター」の金子ありさが手がける。

 原作の森本梢子は、映画化に「きゃ──────────!!」と叫ぶ。「綾瀬はるかさんと斎藤工さん!! 素敵!! 大、大好きな、お二人です。『でも、見た目平凡で目立たない木絵がそんなに綺麗で良いのか!? でも、でも、綾瀬さんのにじみ出る人柄の良さや、ちょっと、ぽ──っとした(あ、ごめんなさい)感じはぴったりなのか!!』などと、一人で興奮しています。めちゃくちゃかわいい木絵とよだれが出そうな(あ、ごめんなさい)魅力的でカッコイイ光正さん! そして麗しい三兄姉弟と、ゴージャスなご両親!! そして、そして、妄想はいったい……!? あ──早く観たいです!!」とコメントしている。

綾瀬はるか(主演)コメント

 よく妄想するところは木絵ちゃんと似てます。友だちに妄想話をすると気持ち悪がられます! ヘンテコな妄想と特殊な能力を持った男女が織り成すコミカルなラブストーリーをお届けできたらと思ってます。

斎藤工コメント

 光正さんはすべてが私とは程遠いスマートなキャラクターですが光正の持つ闇の部分等、内側から繋がって行こうと思います。また、本作の肝であるテレパスはSNS主体の現代に何処か当てはまると思いました。皆が本音をとり繕い 感情を整え真実が見付け辛い時代だからこそこの作品に必然性を感じます。

 色々なご意見があると思いますが、このチームで実写化をやらせて貰う以上、我々も原作を尊重しながら胸を張って皆さんにお届け出来る様尽力致しますので、どうか映画「高台家の人々」を来年の楽しみのひとつにしていただきたいです。


イントロダクション

 冴えなくて、口下手で、ぼーっとしたOL平野木絵。「特技:妄想」「趣味:妄想」。気づけば妄想して自分の世界に入り込みがちな木絵。ある日、木絵の務める会社に、元華族で不動産や保険会社等を持つ名家・高台家の長男、高台光正がニューヨーク支社から転勤してくる。長身でイケメン、さらに祖母がイギリス人という見た目もさることながら、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるという完璧すぎるプロフィールをもつ光正と、接点があるはずもない木絵。しかし、そんな光正がいきなり木絵を食事に誘ってくる。木絵は、何故気に入られたのか分からぬまま仲を深めていくが、光正の笑うタイミングを見ていると、どうも自分の馬鹿馬鹿しい妄想を覗かれているような気がしてならない……。そう、実は光正には人には言えない秘密があった−それは“テレパシー能力”。

 人の心を読めることで人間関係に辟易としていた光正にとって、楽しくて・面白くて・馬鹿馬鹿しくも思える妄想をする木絵と過ごす時間は、癒しの時間だった。何より、木絵の純粋な心の中に惹かれていく光正。

 順調な関係を続ける木絵と光正だったが、木絵に立ちはだかる名家“高台家”。2人の関係を許さない光正の母、光正を想い続ける女性、そして何よりも“釣り合わない恋”が木絵を不安にさせていく――。

 さらに“高台家”に隔世的に引き継がれてしまった “テレパシー能力”の存在を、木絵に打ち明けられない光正。それぞれが抱える不安が2人の関係を変えていくことに……。

高台家の人々

(C)森本梢子/集英社
(C)2016森本梢子/集英社・ 映画「高台家の人々」製作委員会

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