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カラーマジック!  栃木県の森林地図が白菜に見えるとネットで話題に

地図作成から白菜(に見えるもの)が生まれた偶然とは。

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 測量専門学校の公式アカウントが投稿した栃木県の森林地図が「白菜に見える」「いやレタスだ」「おいしそう」と話題になりました。






 これは近畿測量専門学校@kinkisokusen)のTwitterアカウントが投稿したもの。地理情報システムの閲覧、編集、分析などが可能なQGISというソフトの演習で偶然作成されたものだそうです。形状と色合いが葉物野菜に見えるほど絶妙だったと振り返っています。



 実際に野菜と比較した画像も投稿されています。農業地図がレタスに似ていたり、森林地図がブロッコリーに似ていたり……って公式が確認しちゃってるよ!



 今回作成された地図は、国土交通省国土政策局が作成している「国土数値情報」という、情報を視覚的に表示するGIS(地理情報システム)データを元にしています。もしかしたらそのデータが既に葉物野菜っぽいのかもと思い、ソフトを用意してダウンロードしてみたところ……あれ……? キャベツには見えないですね……。しいて言うなら紫キャベツっぽい気がしますが、でもなんか違う……。


レタス (国土数値情報より)

 プロフィールに「全国の測専で、一番フレンドリーなアカウントを目指しています」と記載している近畿測量専門学校のアカウント。測量の仕事は「地図を作ること」であり、「街なかで見る測量作業は地図を作る全工程の一つに過ぎない」「作業の積み重ねで高精細の地図が出来上がる」ということを、わかりやすく示してくれています。今回の投稿も偶然の産物ではあるものの、葉物野菜に見える県があることを教えてくれました。残念ながら今のところ栃木県以外の地図はないそうですが、緑系の色に塗ってみたら野菜に見える県が他にもありそうです。


あまにょん

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