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「侵略!イカ娘」9年間の連載に幕 「スプラトゥーン」からの記念イラストに安部真弘先生、感極まる

また会える日を待ってます。

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 秋田書店「週刊少年チャンピオン」で約9年間連載された人気漫画「侵略!イカ娘」(安部真弘)が、2月25日発売の同誌13号で最終回を迎えました。作中の時間はほぼひと夏の「夏休み」という設定であり、約9年間続いた夏休みの終了にファンからは名残惜しむ声が上がっています。

「侵略!イカ娘 1」
「侵略!イカ娘」原作第1巻(画像はAmazonより)

 同作の連載終了を受けて、任天堂のゲーム「Splatoon(スプラトゥーン)」の日本公式Twitterがコラボイラストを公開。同ゲームは「イカ」つながりということで、雑誌のイラストやゲーム中の装備などで「侵略!イカ娘」とコラボしてきました(関連記事)。イラストを見た作者の安部さんからは「ちょっと感極まって言葉が出てこない…本当にありがとうございます!」とのコメントが寄せられています。

 「侵略!イカ娘」は、海からやってきた侵略者「イカ娘」と、そんな彼女と家族のように生活する「海の家れもん」の人々の日常を描いた作品。侵略者ながら情けなくも人間界に溶け込むイカ娘がかわいいと評判を呼び、作中のせりふ「イカちゃんかわいい」はネットを中心にちょっとしたブームになりました。

 2010年、11年には2度のアニメ化がされており、後に「ガールズ&パンツァー」や「SHIROBAKO」を生み出す水島努さんが監督を務め人気作に。また、アニメ放送によりネットで「〜イカ?」「〜でゲソ」といった語尾が流行、2010年のネット流行語大賞銅賞を受賞しています。アニメ終了後も原作特典として3本のOAD(オリジナルアニメーションディスク)が制作されました。


 「侵略!イカ娘」最終巻は5月6日に発売予定。5月14日には最終巻の発売を記念して、アニメイト新宿でのサイン会も予定されています。長かった夏休みが終わり、イカちゃんとは長いお別れとなりますが、いつか再び訪れる夏休みでまた会える日を待っています。

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