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速い……! 「暗殺教室」の殺せんせーは本当に教室内で弾幕を避けきれるのか物理演算で検証した猛者現る

これがマッハ20の世界。

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 「暗殺教室」の殺せんせーが生徒27人から一斉に撃たれても本当に避けきれるのか、物理エンジンを用いて検証する動画がニコニコ動画に公開されました。なにそれすごい興味深い。



 殺せんせーは、マッハ20で動く謎の生物。月を破壊するほどの力を持ち、空を自在に飛び回ります。「暗殺教室」原作1話では教室内の生徒全員による銃の連射を余裕で避けきる描写がありましたが、同動画はこのシーンが実際に可能なのかを検証するというもの。

 殺せんせーの体は、配布されているMMDの殺せんせーモデルを使用。教室程度の広さのフィールドに27席分の机と銃を用意し、銃は殺せんせーに向かってひたすら銃を連射する設定のようです。


殺せんせー 殺せんせーモデル


教室 教室には27人分の銃


条件 検証の細かい条件

 殺せんせーのAIには、「A-star」というアルゴリズムを使用。これは、スタートからゴール前の最短距離を、障害物を考慮したうえで計算するというものだそうです。その他、弾の連射速度や生徒の反射神経などの条件を設定し、いざ実戦!


回避 シュババババ


回避2 シュババババ!


回避3 シュババババ!!

 10秒間の検証の結果、殺せんせーモデルは見事全ての弾を回避することに成功。マッハ20すげえ! あの回避は本当に可能だったんだ!

 ただし、この検証では殺せんせーモデルが教室内を縦横無尽に駆けまわっており、原作のように教壇上での左右移動だけではかわしきれないもよう。とはいえ、この殺せんせーモデルは直立姿勢のまま避けているため、原作では見えないだけでしゃがんだり跳ねたりしていた可能性も考慮すれば、やはり横移動だけでも避けきれるのかも。

 ちなみにこの検証、正確に測定するため1000分の1の速度でソフトを動かしており、10秒分の録画に2時間以上かかったそうです。お疲れさまでした。とても面白い検証だったと思います。

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