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「攻殻機動隊」のタチコマ、走って話せて並列化もできる1/8スケールロボに

スマホアプリと連動し、遠隔操縦やネット連携を実現。

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 アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」に登場する多脚戦車「タチコマ」が、8分の1スケールの玩具ロボット「うごく、しゃべる、並列化する。1/8タチコマ」として発売されます。既に予約を受け付けており、価格は税別15万7400円(直販価格)。お値段が張るだけに、ユーザーと会話するなど高度な機能を豊富に備えています。


イメージ サイズ感かわいい

 神山健治監督の監修下で、アニメに使用された3Dデータをもとに細部に至るまで再現。21個の内蔵モーターにより、各関節やポッド部、センサー部などあらゆる部位が電動で動きます。脚部のホイールで自在に走行するほか、コマンドの発行で作中に登場する多彩な姿勢を再現することが可能。会話の際も、身振り手振りで豊かな感情表現を見せてくれます。


アップ
フロントリア
サイド俯瞰

 AIの搭載により、人間との会話が可能。テレビシリーズと同様に音声は玉川砂記子さんが担当し、600パターン以上を収録しています。これを音声認識エンジンや音声合成と組み合わせることで、声質はそのままに自由な会話を実現。ネットとの連携で、天気予報やGoogleカレンダーに登録したスケジュールを教えてくれる機能も備えています。


専用アプリ 専用アプリには、知らない単語をタチコマがネットで調べてくれる機能も

 操作は連動するスマートフォンアプリから実行。本体に搭載されたカメラの映像をリアルタイムで見ながら遠隔操作できます。アプリでアイボールを動かし、タチコマ目線の写真を撮影することも可能。


操作 ドローンのようにタチコマを操作

 原作の重要な要素である「並列化」までも再現。例えば、あるユーザーがタチコマにリンゴを見せると、「リンゴでしょ?」と答えます。このとき「リンゴは甘い」と付随情報を教えると、クラウドサーバーを介してすべての個体が情報を共有。その後に他のユーザーがリンゴを見せた場合も、「リンゴは甘いんだよね」と、直接学習していない内容を話すようになります。

 予約者への発送は6月ごろを予定。発売を記念し、バンパーや砲身カバーにアルミ削り出し部品を採用した「SPECIAL EDITION」も数量限定で販売されます(税別17万7400円)。なお、「SENSORS IGNITION 2017」や「AnimeJapan 2017」といったイベントにも出展中。高価なタチコマで遊ぶチャンス!


(沓澤真二)


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