宇宙船のようなフォルムで人気を博したマツダの名車「ライトバス(A型)」が230万円で売りに出されています。しかも「内外装機関良好」ってマジか……!
1965年に発売された「マツダ ライトバス(A型)」は、フロントウィンドウに曲面ガラスを大胆に使用したデザインが特徴の一般ユーザー向けバス。全体的に丸く、宇宙船のような丸いフォルムは唯一無二の個性を放ち、当時大きな注目を集めました。
25人乗りということもあり、幼稚園の送迎バス、工事現場などへ行くための社用車などさまざまな用途で使用されていたライトバスですが、1972年に後継車となるパークウェイが発売されたこと、個人所有のものが少なかったことなどから、現存する車体は極めて少ないといわれています。
ところが最近になってそんなライトバスの中古車が、静岡県のオートショップで販売されていると判明。SNSでは「どっから出てきたんだこんなモン」「レアもん珍車が超美品で輪をかけて超激レア」「かえってデザイン古く感じないカッコイイ!」などと車好きたちが歓喜の声をあげています。
SNSでの反応
ライトバスの中古車を販売する「オートショップ タキーズ」によると、出品されているのはブルーカラーのディーゼル車タイプ。社用車として使用していたとみられており、走行距離は6.7万キロ、修理歴なし、内外装機関良好という美品で、店舗側は「(世の中に)出回っている台数は限りなく少ないでしょう」と話します。
同店によると、ライトバス自体は2014年から同店舗で取り扱われていたものですが、現在も買い取り手を募集中で、お値段は消費税込みリサイクル代別で230万円。現存する車体の中でここまで状態の良いものは少ないと考えられるので、マニアの方にはたまらない一台となりそうです。それにしても本当にかっこいいなぁ……!
画像提供・取材協力:オートショップ タキーズ
(Kikka)
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