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「大地震の発生率」診断機能がウェザーニュースに 危険度をヒートマップで表示

東京が赤い……。

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 ウェザーニュースの特設サイト「減災特集2018」で、大地震の危険度を診断する「大地震の発生率」機能の提供が始まりました。国立研究開発法人の防災科学技術研究所が公開している「確率論的地震動予測地図」をもとに、今後30年以内に震度6強以上の地震が発生する確率を表示します。スマートフォンアプリ版の場合は、メニューの「お知らせ」からアクセス可能です。


マップ 地震の危険度を色分けして表示(画像はサンプル)

 位置情報をもとに、現地点の地震予測地図を表示。「日本とその周辺で発生した地震によってその場所が震度6強以上のゆれに見舞われる確率」を表します。地図は確率0.1%未満、0.1〜3%、3〜6%、6〜26%、26%以上の5段階で色分けされており、それぞれが示す意味は以下のように説明されています。

  • 0.1%:交通事故で死亡する確率と同等
  • 3%:約1000年に1回程度
  • 6%:約500年に1回程度
  • 26%:約100年に1回程度

凡例 地図の凡例。比較対象として他の災害や事故の確率も記されている

 運営元のウェザーニューズは、「この機会に自分の住む街や職場などの地震発生確率を把握し、家族や仲間と防災・減災について話すきっかけになれば」とコメント。特設サイトでは、地震や津波に関するコラムを中心に、防災情報を掲載しています。


(沓澤真二)


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