「リアルカイジ」なギャンブル依存症患者が登場、野球賭博の実態も…ねほりんぱほりん『ギャンブル依存症』が暴く闇

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 ギャンブル依存症は、自らの意思ではギャンブルを止められない病気で、WHO(世界保健機関)でも疾病と認められています。これに陥った人々は、ギャンブルの快感から抜け出せず借金を作り続けてしまうのです。

 2020年2月12日放送の「ねほりんぱほりん」は、ギャンブル依存症の本人と、夫が依存症に陥った人の2人をゲストに呼び、その実態を明かしていきました。当時の放送内容を視聴者の皆さんの反応とともに見ていきましょう。

画像は「ねほりんぱほりん」公式サイトより引用

今回紹介した「ねほりんぱほりん ギャンブル依存症」はAmazon Prime Videoで視聴できます。

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バカラ賭博で負けたときは「リアルカイジ」

 1人目のゲストは、シンジさん(仮名・30代)。20代後半の5年間で、総額3000万円をつぎ込んだといいます。

 特にシンジさんがハマっていたのは、違法カジノのバカラ賭博。シンジさんは「(バカラのような)2分の1のギャンブルが一番刺激がある」といい、過去には1回の賭け金100万円の勝負に負けて「震えた」「リアルカイジでしたね」と暴露しました。

 シンジさんはバカラの他にも野球賭博にハマったそうで、視聴者の人からは「いきなり飛ばすなぁ」「ワードがスパイシーすぎる」と、冒頭から闇を見たという印象を持った声が。また違法カジノが繁華街の雑居ビルのワンフロアで行われ、簡単に興じてしまえる点について「都会は恐ろしい」という人のほか、閉鎖的な空間でギャンブル熱が急速に加熱する心理を指摘する人もいました。

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借金が膨れ上がった先に飛び込んだのは野球賭博

 シンジさんは、バカラ賭博で借金を膨れ上がらせ、消費者金融でもヤミ金でもブラックリストに載ったあげく、友人からお金をだまし取るなど手段を選ばなくなります。

 この借金を返すためにと始めたのが、元手がいらない野球賭博。そのシステムも詳細に説明され、当時オリックスの金子千尋投手が登板する試合に賭けて負け、計205万円の借金を背負ったとシンジさんは話しました。

 NHKで闇に包まれた野球賭博のシステムが明かされた点には、視聴者からも「熱いな」「野球賭博ってほんまにあるんや」など驚きを隠せない感想が。また、元手なしで賭けられることに「凄くまずい」とわかりつつも、ギャンブル依存症だとそれがわからないと言及する人、「スポーツで賭博はやめてくれよ」と、スポーツファンと思われる人の嘆きなどが見られます。その他、金子投手の実名が出たことには「とばっちり」「迷惑な話」と同情する声も。

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国内でのカジノ建設について、ギャンブル依存症に陥った貴闘力さんが語る

 VTRでは、国の3都市にカジノを建設する計画が進んでいることを紹介しています。ギャンブル依存症対策としては、IR整備法にて入場制限や入場料の徴収などが制定されているとのこと。

 しかし、この件について元力士でギャンブル依存症から相撲の世界を退いた貴闘力さんが登場し「『できるわけない』って言っといて」「『やめろ』って言われてやめれたらとっくにやめてるじゃん」と言い切ります。

 そもそも、番組に貴闘力さんが出てきたこと自体に「まさかの降臨」など驚いた視聴者が多数。また、ギャンブルで身を滅ぼした貴闘力さんのリアルな声を聞くことができ「説得力ある」とうなずく人も現れました。

 またIR整備法自体への意見に「ですよねー」「意味ないと思ってたら貴闘力が同じこと言ってる」と同意する声も。その他、名前を出しているのにきちんとブタの人形にする演出は「徹底ぶりが好き」と賞賛されていました。

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ギャンブル依存症の夫は刑事だった……驚愕の「才能の無駄遣い」とは

 2人目のゲストは、刑事の夫がギャンブル依存症に陥ったというスズさん(仮名・40代)。夫はギャンブルに興じては「犯人を追いかけたタクシー代」などと嘘をつき、スズさんからお金を要求し続けたといいます。

 さらに夫は、振り込まれた給料をすぐに全額下ろしてしまい、スズさんがいち早く給料を下ろして隠しても、刑事のカンを生かして見つけてお金を盗ってしまうのだそうです。

 この話に、YOUさんも「デカだから」と驚き、山里さんは「どこで能力発揮してんのよ」とツッコみます。視聴者の皆さんも「刑事故の観察眼」「プロだもんな」「完璧なスキルだ」と逆に感心してしまう流れになりました。さらには当時の状況を夫が自ら手紙で告白し、ガサ入れの鉄則や妻の癖を見抜いてお金を探し当てたというくだりに「笑ったらあかんけどめっちゃおもろい」と笑いを抑えられない人も。

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まとめ

 今回ゲストに来たシンジさんは、その後ギャンブル依存症の回復施設に通い、スズさんの夫も医学療法などを取り入れた回復プログラムを受けたといいます。そしていずれも、身内が「ギャンブル依存症では?」と気づいた結果、回復への道を見出せたのです。クズや最低といった言葉では片付けられないギャンブル依存症は、周囲の支えが重要な病気であると知る結果になりました。

今回紹介した「ねほりんぱほりん ギャンブル依存症」はAmazon Prime Videoで視聴できます。

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調査概要

調査期間2020年02月12日 〜 2020年02月13日
調査対象Twitter
調査件数 4875件(10%サンプリング)
調査キーワードねほりんぱほりん
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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