テクモの人気競馬ゲーム「ギャロップレーサー」において,実在の馬名を無断で使ったとし,馬主がテクモに対して損害賠償を求めた訴訟の判決が今日(1月19日),名古屋地裁であった。
SOFTBANK GAMESの電話取材によれば,この裁判は,平成8年11月から争われているもので,22の法人・個人の馬主が訴えをおこしていた。裁判の論点は,「物(今回は馬)はパブリシティー権が認められるかどうか?」。
本日(1月19日)の判決は,最も大きい大会であるGIレースに出た馬のみを対象に,パブリシティー権を認める,というもの。判決内容を踏まえた結果,テクモはGI出走馬の馬主に計340万円を支払うこととなった。
一方でテクモは,「今回の判決でパブリシティー権の問題がクリアになり,今後のゲーム開発も行いやすくなる」とも判断しているようだ。
[SOFTBANK GAMES]
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