本日(2月22日),ブライダルファッションデザインの第一人者である桂 由美さんの新コレクションが都内で発表された。同コレクションの中でセガのドラマティックアドベンチャー「サクラ大戦」の出演者の面々が,桂さんのウェディングドレスなどを着用して集まったファンにお披露目を行った。
「YUMI KATSURA 2000 MILLENIUM COLLECTION with SAKURA」と題されたこのファッションショーでは,横山智佐さんら「花組」の声優陣が,第一部ではゲスト出演という形で参加。入れ換えとなった第二部では,桂氏による先進的なデザインの各種ウェディングドレスを着て,歌って,踊った。
桂さんは,今回のミレニアムコレクションの出展作品は,染料や顔料を使わないなど,エコロジーを意識したものだとしている。また,発光する素材を駆使し,新世紀をイメージしたとしている。
花組や同じくゲストのともさかりえさん,モデルの方々が披露したブライダルファッション約150点は,いずれも爽やかで優雅なものばかり。来場者からは,その美しさにため息と拍手が止まなかった。
今回のファッションショーと「サクラ大戦」の共演について「サクラ」の総合プロデューサーであり,今回のブライダルショーの演出にも加わったという広井王子氏は,「桂先生の作品は1つ1つが全部手作りの世界。これはゲームの制作とも相通ずるものがある」と話す。「桂先生が日本から世界に飛び出していったイメージは,僕が”サクラ”に託した夢でもある」(広井氏)。
また,セガ・エンタープライゼスの代表取締役社長・入交昭一郎氏は,「セガにとって,”サクラ”ファンは貴重な存在。歌謡ショウに代表される,ファンとスタッフが集まる”サクラ”のお祭りを桂先生の世界でできて嬉しい」と話した。
コレクション第二部の多くは,「サクラ大戦」のBGMが使用され,テーマごとに紹介されたドレスなどに見事にマッチしており,改めて「サクラ」の音楽のレベルの高さ,多彩さを痛感させた。
会場限定の「サクラ」グッズが発売されたほか,すみれ役の富沢美智恵さんとカンナ役の田中真弓さんがショートトークを行ったり,最後に集まったファンとともに花組の面々が主題歌・「檄! 帝国華撃団」を熱唱するなど,「サクラ」ファンにも楽しいファッションショーでした。
最後の挨拶で,出演声優さんが「今後も私たちは,色んなことに挑戦していきます」と話していたが,4月からのTVアニメ,「3」に至るゲーム群など,今年も「サクラ大戦」から目が離せない。
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