セガ・エンタープライゼスとスウォッチは今日(2月24日),「Access to Cyberspace」をコンセプトとしたアイデアや開発などにおける,両社の業務提携を発表した。
スウォッチは,世界中のネットユーザーが時差をの壁を超えて,インターネット標準時間スウォッチ・インターネット・タイム「.beat」を提唱している。
この提携に伴い,RFID(非接触型記憶チップ)を内蔵した腕時計「Swatch Access」とDreamcastを連動させる新たなサービス(後述)も計画されている。
今回の提携について,セガの代表取締役会長・大川功氏(右上写真)は,「スウォッチのインターネット・タイムにより,世界中のDCユーザーが,共通の時間に合わせてゲームやチャットを楽しむことができるようになる」と話す。
一方,スウォッチの代表取締役社長,ニック・ハイエック氏は,「インターネットによって,コミュニケーション,仕事,遊びまでが変ってきた。今回発表した新”Swatch Access”で,インターネットタイムが導入され,人々の生活はさらに変る」と説明した。
発表会場のスクリーンでは,世界中のユーザーが「ドリームパスポート」でチャットを行い,.beatによる時間によってゲームの対戦時間を決めるというイメージデモが流された。
また,腕時計「Swatch Access」(4〜5月に,1万5,000円〜2万円の範囲内の価格で発売予定)は,読み取り・書きこみが可能なメモリを内蔵。DCを使用して,インターネットの各種サイトから読み込んだデータをゲームと連動させたり,アミューズメント施設などのサイバーチケットとして利用することも考えられている。
また「Swatch Access」は,外部認証装置とを互いに接触させることなくデータのやり取りが可能となっている。Dreamcastとのデータのやり取りは,DCに接続されたスウォッチアクセスアダプタ(左上写真)に,「Swatch Access」をかざすだけで行える。
発表会では大川会長とハイエック社長が,「Swatch Access」をDCにかざして,セガやスウォッチのホームページへアクセスするデモも行われた(右写真)。
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