本日マイクロソフトが行った記者会見での,X-Boxについての発表は日米欧で同日に行われるもので,日本での発表は世界に先駆けてのものとなった。
会場には,マイクロソフトの阿多親市常務取締役,米マイクロソフトのハードウェア部門担当副社長でX-Box事業部担当のリック・トンプソン氏が来場し,プロジェクトについての説明を行った(ITの記事を参照)。
発表の中では国内大手ソフトメーカーのX-Boxへの期待が表明され,コナミの代表取締役会長兼社長上月景正氏がVTRで登場し,「PCの世界で実績を持つマイクロソフトが手がけるX-Boxには大いに期待している。PCで培った技術には,開発スタッフも興味を持つことだろう。また,X-Boxの登場によるマーケットの拡大にも期待している」と語った。
また,会場で配られたリリースにはカプコン,コーエー,コナミ,D3パブリッシャー,ナムコ,ハドソンと国内有数のソフトメーカーからのコメントが掲載されている。
「我々の“チャレンジスピリッツ”を触発するハードスペックは,我々を奮い立たせるには充分であり,大いに期待しております」(カプコン代表取締役社長 辻本憲三氏)
「X-Boxm向けの開発チームを編成し,どこよりも早くタイトルを発売する予定です」(コナミ代表取締役会長兼社長 上月景正氏)
「PCの分野での経験や使い慣れたツールが利用できることにより、既存のインターネットコンテンツを簡単且つ効率的に移植できる点に大いに注目しております」(ハドソン代表取締役社長 工藤浩氏)
と,それぞれX-Boxへのソフト供給に前向きな姿勢を見せている。
トンプソン氏は,日本のゲーム市場についての発言の中で,欧米とのゲームの嗜好の違いを「日本市場はユニーク」と表現。
日本市場に受け入れられるコンテンツを持つ国内メーカーを重要視しているようで,今後のメーカーの動向が注目される。
[SOFTBANK GAMES]
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