既報の通り,本日(4月27日),コナミとタカラは資本提携を発表。都内某所において,提携に関する緊急記者会見を行った。
これは,タカラが7月31日に行う第三3者割当増資によって発行する新株をコナミが取得し,筆頭株主となるもの。
業績不振が続いていたタカラは財務体質を強化でき,一方コナミはタカラが持つ「人生ゲーム」や「リカちゃん」などロングセラーキャラクターの活用,玩具販売ルートの活用,そして玩具制作のノウハウをソフト開発に活用できるメリットがある。
さらに,共同で外部のキャラクター商品化権などを獲得など,事業面での相乗効果を発揮させるようだ。
既にタカラ側にはプロジェクトチームも発足しているようだ。発表会においてタカラの佐藤慶太社長は,個人的な見解としながらも,「ビーマニ」シリーズなどの音楽ゲームや「ときめきメモリアル」,さらに「パワプロ」などのスポーツゲームは,十分商品化の可能性があると話した。
ただし,「商品化まで玩具で半年,ソフトでは1年を最低でも要する」(コナミ・上月影正社長)という。そのため上月氏らは,今回の提携の効果は,まず販売ルートで現れてくると予想している。
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