セガ・エンタープライゼスは5月9日,同社グループのイサオと米イノメディアと共同出資し,新会社「ドリームコール」(仮称)を設立すると発表。イノメディアの技術をDreamcastに採用したインターネット電話事業に参入する。
この設立の発表会において,イサオの取締役会長・大川功氏は,「新会社が提供するボイスチャットにより,インターネットビジネスの新しい取り組みができる」とした。
今回の新会社が提供するDC利用のインターネット電話サービスでは,イノメディアのボイスオーバーIPを採用。ロストパケットの補完などにより,従来音声データの送信で発生していた遅延やロストパケットによる音声の途切れなどを克服しているという。
実際に発表会では,セガの常務執行役員,佐藤秀樹氏が,サンノゼのイノメディアとDCを利用してインターネット電話を行ったが,非常にスムーズな会話ができていたようだ。
また,音声を使ったゲームなどの提供も計画されている。「ドリームコール」の展開などについては追って掲載。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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