バンダイは本日(8月30日),携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」を12月上旬に発売すると発表した。「ベストバランスを追求した」(バンダイ・高須社長)というこの携帯ゲーム機は,カラー化を含む高性能化だけでなく,従来モデルとの互換性や使い勝手,さらに価格(6,800円)との総合的な進化を遂げている。
サイズは74.3×128×17.5ミリで,現行のモノクロ機(74.3×121×24.3ミリ)とほぼ同じでカラー化を実現。重さは95グラムと軽く,ポケットに入れて持ち運べるのだ。従来モデル同様,縦・横どちらでも使える。
注目されるのは,総色数4096色・同時発色241色を実現した2.8インチ液晶画面(FSTN)。現行モノクロ機の2.5インチ液晶よりひと回り大きくなっただけだが,「わずか0.3インチの差だが,ゲームの開発には大きな影響がある」(バンダイ)という。なお,従来のモノクロワンダースワン用ソフトはモノクロ8階調で表示する。
CPUは現行機と同様,動作クロック3.072MHzの16ビットCPU。デジタル音源の4chステレオのサウンド機能も持つ。
「ワンダースワンカラー」のカラーバリエーションは,クリスタルブルー,クリスタルブラック,クリスタルオレンジ,パールブルー,パールピンクの計5色が用意された。
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