12月に発売されるバンダイの新携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」は,その多彩なソフトウェアラインアップによって,幅広いユーザー層に人気となりそうだ(上の映像はサンプル画面)。
本日(8月30日),都内で行われた「ワンダースワンカラー」の発表会には,スクウェアの代表取締役社長・鈴木尚氏も出席。
鈴木社長はサードパーティとして,ワンダースワンカラーを「カラー化されただけでなく,ネット端末としても注目している」と評価。「スクウェアは(ワンダースワンに)注力していく」ことを宣言した。同時にPlayOnlineとの連動なども検討していきたいとも語っている。
スクウェアでは,ワンダースワンカラー本体と同時に「ファイナルファンタジー」を発売する予定。ほかにパズル「GUNPEY EX」,サウンドアクション「ライムライダー・ケロリカン」(以上バンダイ),さらにコミュニケーションソフト「どこでもハムスター3」(ベック)の,計4本が本体と同時にリリースされる予定だ。
その後,年内に「デジモンアドベンチャー 02 ディーワンテイマー」など計10タイトルが,2001年3月までには「機動戦士ガンダム」など計32タイトルが発売される。
バンダイでは,16歳以上のヘビーユーザーには「FF」や「ガンダム」を,16歳以上のライトユーザーには音楽ゲームの「ライムライダー〜」などを,そして16歳より下の層には「デジモン」といったソフトを提供することで,2001年3月までに120万台のワンダースワンカラーを販売したい意向だ。
発表会では,ナムコやアトラス,セガトイズら参入メーカーが明らかにされたほか,各社のタイトルの映像も一部見ることができた。携帯でできることになった「プリンセスメーカー」や「ギルティギア」などにも注目したい。また,ワンダースワンカラーとPS2を接続して「ガンダム」ゲームをプレイするイメージ映像も流され,さまざまな展開が計画されていることを伺わせた。
[SOFTBANK GAMES]
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