コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,兵庫県警生活経済課と生活安全企画課,加古川署,三木署は,5年間に渡って海賊版ソフトを販売していた埼玉県朝霞市の無職男性(32歳)を,著作権法違反の疑いで逮捕したという。
この男性は,大手プロバイダーの電子掲示板にソフト販売の宣伝を掲載して顧客を募り,問い合わせがあると海賊版リストを電子メールで送りつけて注文を受け,CD-Rに無許諾複製したPC用のゲームソフトやビジネスソフトを郵送販売していた。
男性は今年8月までの約5年間に,全国の約1400人に対して海賊版を販売し,約1,800万円を売り上げていたと見られている。
同署は8月3日にこの男性宅の家宅捜索。パソコン本体やCD-Rドライブ,海賊版CD-Rなど約100品目・約1500点を押収して捜査を進めていたという。
押収品の中には,コンシューマーゲーム機の海賊版ソフトを稼動させない機能が無効となる「MODチップ」も含まれ,海賊版ソフトとの関連についても調べが進められている。
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