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よりダイナミック&ドラマティックに「決戦II」(前)
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既報の通り,コーエーは本日(9月6日),三国志の世界を描いたPS2用歴史シミュレーション「決戦II」の発表会を行った。
発表会の壇上に立ったコーエーの代表取締役社長・襟川恵子氏は「北米ではPS2本体と同時に前作“決戦”がEAからリリースされる。国内でもIIに力を入れていく」と挨拶。
「一地方の領主・劉備は,恋人・貂蝉を救い出すべく,無敵・曹操軍団に闘いを挑んだ!」というストーリー(後述)。プロデューサーのシブサワ・コウ氏によれば,この作品のコンセプトは「よりダイナミックに よりドラマティックに」とのことで,前作「決戦」よりもさまざまな面で大幅なパワーアップが図られている。
発表会の席上において,シブサワ氏はこのコンセプトについて説明。
「よりダイナミックに」という面では,まずコーエー独自の技術「群れ制御エンジン」(決戦で使用された)を発展させたという。これにより,前作の約5倍となる約500人規模の集団戦闘を実現している。
また,リアルタイムで展開する戦闘シーンにプレイヤーが介入することも可能となった。三国志ならではの「妖術・計略」といった特殊戦術を思いのまま操ることができるぞ。
発表会の実機デモでは,謎の美少女「ヒミコ」による妖術のシーンが行われた。500人もの兵士が戦う戦場にカミナリを落としたり,竜巻を発生させたり,というデモでは,プレイヤーが指定した位置にいた兵士たちに妖術が炸裂し,たくさんの兵士が一気に吹っ飛ばされた。竜巻の妖術では,人間や馬が空中に吸い上げられ(写真),迫力満点だ!
さらに,通常の野戦に加え,待望の攻城戦や水上戦などバリエーションに富んだ戦場で“決戦”が行えるようになった。
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