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日産の名車群を徹底的にシミュレートできるソフト
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メディアカイトは本日(10月5日),都内のホテルにおいてWindows用「ザ リアル カー シミュレーター“R”」の発表を行った。究極までこだわったという出来に脱帽のレーシングゲームだ。
開発・発売元はヴィアール・ワン,販売元はメディアカイト。ヴィアール・ワンによれば,リアルな挙動を追求し続け,5年もの開発期間を要したという。
今回発表されたのは,「ザ リアル カー シミュレーター“R”」の第一弾となる「NISSAN EDITION」。ゲーム中に登場する約30車種は,すべてNISSAN/NISMOのものだ。特定メーカーに特化したということからも,こだわりを実感できる。
日産の知的財産部の許諾・協力のもとデータ化された,スカイラインGT-R,シルビア,フェアレディZなどを操ることができる。さらに,往年の名車「ハコスカ」や幻のコンセプトカー「MID 4」などが,リアルな挙動で登場する。迫力のエンジン音もすべて実車から録音されたもの。ブレーキ音なども臨場感バツグンなのだ。
このゲームの特徴の1つが,その豊富なセッティング項目。車高調整,バネレート,キャンバー,ブレーキ,ギアレシオなどなど,実際のレースで行われているセッティングが細部まで再現されている。ほかにもABSのON/OFFなどの設定も可能だ。
手軽にタイムアタックに挑戦できる「クイックスタートモード」と,細かいセッティングを行ってレースを戦っていく「シミュレートモード」が用意されている。
発表会では,取材陣たちも実際にプレイできたが,そのサウンドとセッティングによるシビアな挙動の変化に,みな驚いていた。
発売は11月22日。価格は6,800円。
なお,この日産エディションのほかに,ほかのエディション(後述)を加えると対戦車種に他社の車が出現し,新たなレース展開が楽しめることになる。
ほかのメーカーのエディションについては,来年以降のリリースの予定で,国産メーカーを中心にリリースされていく計画。また,コンシューマーゲーム機への移植も検討されているようが,詳細は一切未定のようだ。
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