|
ゴジラもユーモラスになって新グッス展開?
|
ライセンスビジネスに関する展示会「ライセンスフェア」も,今回で11回目を数える。会場には老舗の大手もブースを構え,来場者(企業ユーザーのみ参加可能)と,今後の製品展開などで商談を進めていたぞ。
東宝ブースといえば,「ゴジラ」に代表される東宝怪獣シリーズ。
今回のライセンスフェアの同社ブースでは,従来のリアルなゴジラの模型などの隣に,和田誠氏デザインの怪獣たちのイラストが飾られた。恐ろしいゴジラやモスラも,和田氏が描くと,憎めないユーモラスなキャラに一転。ご存知3本首の宇宙怪獣・キングギドラも,とぼけた奴になってしまう。
東宝の説明員によれば,このかわいくなったゴジラたちの(グッズなど)ターゲットは,OLや子どもというよりも,映画ファンだという。全国の東宝映画館では,「ゴジラ」関連以外の上映中でも,このユニークな和田氏作のゴジラくんグッズを販売していく計画だ。現在,クッションなどが既に製品化されており,今後グッズ数を増やしていきたいという。
また,昨年のライセンスフェアで紹介した,クラゲたちのキャラクター「SEA MOON COMPANY」は,浮き輪などで商品化され,グッズ展開に成功している。
今回,東宝での初お目見えはアニメ「マイアミ・ガンズ」。天才美少女ポリスが活躍する痛快アニメだ。大阪で深夜放送され,大人気となり,現在は,TVKや千葉TVでもオンエア中だ。12月にはDVD&VCR化も決定しているので,今後も注目しておきたい。
ゲームメーカーとしても知られるレイアップのイチオシは,癒し系の新キャラ「なまけもの」。既に小学館スクウェアから絵本も出ており,シリーズ化も決定している黄色いトボけた雰囲気がイカす。iモ―ドサイトでの画像配信サービスなど,さまざまな展開が行われている。
これからの注力していくキャラクターとして,黒い犬の「POPPER」も出展。ラブラドールリトルリバーをはじめ,各種ワンちゃんが携帯電話ケースなどの製品化を待つ。
12月1日からTBS系デジタル局“BS-i”でオンエア予定のSFコメディー「STARぼうず」や,カナダや米国の子どもたちにダントツの人気を誇る亀のキャラクター「Franklin」などもデモされ,今回のイベントを介してさまざまな商品化が期待されそうだ。
[SOFTBANK GAMES]
|