本日の商談会で行われた合同取材において,セガの岡村秀樹取締役と各社記者との間でDreamcast関連の質疑応答が行われた。
国内販売動向については「2000年3月までの出荷台数は日本178万台,米国250万台,ヨーロッパ104万台,アジア23万台の全世界で555万台の出荷台数なっている」とされた。年末年始にはあと40万台を目標にしていきたいということだ。
@baraiの経過に関しては「開錠率は当初の予想より低め。にもかかわらず店頭セールスは好調。ネットへの新規ユーザーも増えているようなのでもう少し経過を見るべきだろう。これからの展開としては,プロモーションなどの形が変化していくことはあるかもしれないが,ユーザーのリスクをより少なくしていく販売方法として継続していく」とのこと。
レンタルに関してはDVDより回転率が高いと発言。「スペースチャンネル5」など限られたタイトルが多く回転し「ユーザーが気になっていたタイトルをレンタルされているということ」と述べていた。
発表会でも会場を驚かせた「ドリコレ」だがラインナップするタイトルについては「一応の基準は設けるものの,いぶし銀のソフトも出せるようにフレキシブルに対応する」とのこと。2〜3ヶ月に1回,3〜4タイトルずつ発売していきたいという。
また先日話題になったヨーロッパでのDVDとのDCのセット販売のようなことは日本では現在考えていない,とのことだ。(但し急遽考えるかも,ともこぼしていたが……)
最後に,これからのセガのソフト開発方針として「大作=すばらしいソフト,という考えではなく,本当に面白いソフトとは何か?ということを目指してソフトを開発していきます」と力強く答えていた。
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