コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,福島県警生活環境課と会津坂下署は,電子掲示板を悪用して海賊版ソフトを販売していた男性を著作権法違反の疑いで逮捕したという。
逮捕されたのは,福島県河沼郡柳津町の30歳の無職男性。この男性の顧客がわいせつ図画頒布容疑で逮捕された際に,捜査員が海賊版ゲームソフトを発見したのが端緒となった。
ACCSからのリリースによれば,この男性は掲示板にソフト販売の宣伝を掲載。顧客を募って,CD-Rに無許諾複製したゲームソフトを宅配便などで送りつけ販売していた模様。昨年7月ころから今年2月ごろまでの間に,全国の顧客に対して海賊版を販売し,約700万円の利益を上げていたと見られている。
コンシューマーゲーム用タイトルの海賊版も数多く扱っており,海賊版ソフトが稼動するよう改造したゲーム機とともに販売していたらしい。
会津坂下署らは10月4日に男性宅を家宅捜
索し,パソコン,CD-Rドライブ,海賊版CD-R約2200枚などを押収して捜査を進めていた。
鑑定および告訴会社の中には,ゲームアーツ,コーエー,マイクロソフトらの名前がある。
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