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A列車は2002年からネットワーク専用ゲームに
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本日(12月13日),渋谷Q-FRONTにおいてアートディンクによる「A列車シリーズ構想発表会」が行われた。この発表会はアートディンクの代表作であるA列車シリーズが,21世紀に向けてどう展開していくかを示すものだ。
発表によれば21世紀に発売が予定されているのは,2001年3月8日に発売される「A列車で行こう2001」を皮切りに,「A列車で行こう2002(仮称)」「A列車で行こう2003(仮称)」の合計3本。
2001は本格的ネットワークゲーム化を前にシステムを一新し,PS2のHDDユニットやPS2対応プリンタ“popegg”にも対応するという意欲的な仕様になっている。HDDユニット対応にすることで新車両の追加が容易にできたり,自分の作った都市をスナップショットとして保存したり,最大99個のセーブデータが保存できたり……といったメリットがあげられていた。また前作からさらに進化したECS2(Emotional City System 2)による都市の発展にも要注目だ。
本シリーズのプロデューサー八木氏によるデモンストレーションも行われ,美しいグラフィックやなめらかな操作性なども実際に確認できたのだ。
またネットワーク専用ゲームとなる2002ではインターネット上に広大なマップを用意して,プレイヤーがその中から好きな場所を購入し相互乗りいれを行うといったような,他のプレイヤーと協調したプレイで都市を発展させていくことができるようになる。
さらに2003では土地や株の売買,レジャー施設の運営などといった幅広いプレイが可能となり,まさに仮想世界における総合エンタテイメントを味わえるようになる計画だという。
なお2002はADSL,ケーブルテレビといったある程度高速な通信環境を前提としており,さらに2003はブロードバンド・ネットワークを前提としているため,これからのネットワーク環境の動向とあわせて,A列車シリーズに注目したい。
[SOFTBANK GAMES]
(C)2000 ARTDINK.
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