セガとACCESSは,インターネットブラウザなどのソフトウェア開発・提供を行う新会社「セガ・アクセス」を設立することで合意した。資本金は5,000万円。
ACCESSは,PDA,TV,STB,携帯電話のほか,非PC向け機器にネット・ソフトウェアモジュールを提供する研究開発型企業。最近では凸版印刷と次世代携帯電話向けJava対応のモバイルコンテンツを共同開発を決定。またモトローラとも同社の製品「Compact NetFront」の包括ライセンス契約を締結するなど,事業の幅を広げている。
今回の会社設立は,ゲーム機主体のビジネス枠を越えてネットワークを軸にソフトを供給するセガの目的と,ACCESSが求める「ネット家電構想」が一致したもの。
「セガ・アクセス」は,今月中にも事業を開始する予定で,セガのグラフィックインタフェースと,ACCESSの技術開発力を融合させた展開を計画している。両社では,この新会社により,ネットワーク型ゲームなどに対応した,エンターテイメントコンテンツ向けのプラットフォームソフトを開発していきたいとしている。
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