他社のハードウェアに看板ソフトを供給することが明らかになり,本格的にマルチプラットフォームへ歩み出したセガ。
本日の記者会見によると,多機種用の開発環境の整備も既に始まっており,セガのシステム研究開発部をはじめ,グループ会社のCSK総合研究所やネクステックらは,優れたライブラリおよびミドルウェア(開発ツール)を作成中だという。
「業務用ゲームの3D画像ライブラリを,PS2,Xbox,GAMECUBE向けにも準備中だ。業務用と家庭用ゲームの,効率的・一体的な開発を基本方針に,組織を整えつつある」(香山氏)。
既にセガ内部では,ハード解析や開発ツール制作にも着手している模様だ。
ゲームが作り難いとされているPS2だが,ソフト開発に特化していくこととなったセガが本腰を入れることにより,ゲーム制作の環境も好転するかも知れない?
[SOFTBANK GAMES]