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慈愛に満ちたウルトラマンコスモスは映画・TVの連動作
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本日(3月1日),赤坂のTBSホールにおいてウルトラマン35周年記念作品「ウルトラマンコスモス」の制作発表会が行われた。発表会では,「慈悲」「優しさ」という言葉が頻繁に使われ,新しい時代のヒーロー像が登場しそうだ。
コスモスは,普段“ルナモード”という青い模様の優しき巨人で,相手を攻撃することなく,敵のパワーを受け流してしまう。しかし,邪悪な敵には戦闘モード“コロナモード”にチェンジ。「ネイバスター光線」などの必殺技を繰り出す最強の戦士となる,という設定。
地球を守る戦隊(科学特捜隊とかね)「SRC」も,ボランティア企業という位置付けに。地球の謎や危機に対して平和的解決を図る,と“地球に優しい”チームになっている。
この21世紀最初のウルトラマンの特徴は,劇場版とTV版が連動した作品であること。
劇場版「ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT」は,ウルトラマンの存在を信じる少年ムサシが,怪獣との戦いで傷ついたウルトラマンを助ける物語。そして,ムサシ少年が立派な青年に成長した,数年後の世界を描いたのがTV版となる。
映画版は,初代ウルトラマンのメイン監督で,名優・バルタン星人を生み出した飯島敏宏氏が監督を務める。世代を超えてウルトラマンを創ることとなった飯島監督は,発表会には欠席したものの,「この殺伐とした時代に優しさと勇気を伝えられる,だれにでも分かる作品にしたい」とメッセージ。夏休みの公開時(全国松竹系)には,三世代で劇場に出かけよう! 3月10日からの前売りチケットを購入すると特製カップがもらえるぞ!
劇場版の出演者は,赤井英和氏,風見しんご氏,中山エミリさん,藤村俊二氏,舞の海氏ら豪華面々。
一方,TV版も杉浦太陽氏,嶋 大輔氏,坂上香織さんらがSRC隊員を演じ,怪獣や異星人と“戦うのではなく,友好なコンタクトを図り,保護を最優先”する任務に就く。
円谷社長は,今年が故・円谷英二氏の生誕100周年に当り,さらにTV版の放映開始である7月7日は,英二氏の誕生日であることも明らかにした。
21世紀にやってきた優しきウルトラマン。慈愛に満ちた心で,平和を取り戻してくれっ! 最新情報は,ウルトラマンコスモス公式ページで確認しよう!
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(C)2001 円谷プロ 2001 映画ウルトラマンコスモス製作委員会
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