本日（3月7日）行われた，「ゲームボーイアドバンスプロダクト発表会」において，石原恒和氏が登場。「ポケットモンスター」のGBAにおける展開について説明を行った。

　石原氏は，まず「ポケモン」のモンスターが描かれたカードを取り出す。これをGBアドバンスに接続したカードリーダーに読ませることができるのだ。

「カードeリーダー」（仮称）と名付けられたこの機械は，オリンパス光学工業との技術提携によって実現したもの。これで「カードe」（仮称）というポケモンカードを読み込むと，カードに記録されたモンスターの能力などのデータをGBA上で表示することができるぞ。

　専用カードは長辺（2046バイト）と短辺（1296バイト）で異なったデータを記憶できるため，通常のカードゲームに加えて，GBAでもさまざまな展開ができることになる。このカードとリーダーは，日・米・欧で今秋発売予定。

　そして石原氏は，正統なゲーム版最新作となる「ポケットモンスター ゲームボーイアドバンス版」（仮称）も発表！　既に制作に取り掛かっていることも明らかにされている。

　詳細は明らかにされなかったが，GBA版で初登場となる3匹のモンスターも発表され，この夏公開予定の映画にひと足早く登場するという。

　最後に石原氏は，「われわれは“ポケモン”ビジネスを楽観視しているわけではない。今回発表したような，さまざまなチャレンジを続けることで“ポケモン”の未来があると考えている」と締めた。

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