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Gamestock 2001会場レポート:Xbox編その2
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「Microsoft Gamestock 2001」で発表されたXboxをタイトルの,残りラインアップなどを紹介!
■Microsoft NFL Fever 2002 やはり米Microsoftでも,Xbox用タイトルにスポーツゲームが披露されたのが「Microsoft NFL Fever 2002」だ。
さまざまな視点の切り替えや,選手のリアルな動きはもちろん,選手の表情などにも注目して開発されている。
QB(クオーターバック)の選手がどこにパスするか目で確認したり,選手がタックルされダメージを受けたときの表情などが表現されているようだ。
さらに,ヘルメットに人などの影が映りこみされており,現在各社からリリースされているNFLゲームに欠けている要素を入れ込み,スポーツゲーマーのリクエストに答えている作品なっていくようだ! 発売も本体同時を目指している。
■Codename:Project Gotham 今までにF1やレースゲームなどを制作していたイギリスのゲーム開発会社・Bizarre CreationがXbox用カーアクションゲームを出展。
コードネーム「Project Gotham」として出展されたこのゲームは,「華麗なドライビング」を見せて他車を追い抜きポイントを稼ぐポイント制を採用。ドライビングの戦略を重視している。
ステージも,ロンドンをはじめサンフランシコ・ロサンゼルス・日本の4都市各3地区の合計12地区を収録。日本では,渋谷・新宿・浅草を疾走! 高低のある地形やビルなどをリアル再現している。
現在30%しか開発が進んでおらず,車のマッピング技術やゲーム内容が終わった段階とのこと。この後は,車の挙動や操作などのプログラムをこれから開発し,5月のE3ではもっと遊べるバージョンが出展されるかもしれないとのこと。
■Halo 今回のGamestockの発表会の中で,海外のメディアが期待していたのがBungie Softwareの「Halo」だ(記事先頭の大写真もこのタイトルの画像)。
基本的にはQuake系のシューティングアクションゲーム。ジープのような乗り物に乗って,敵を打ち倒したり,ひき殺したりすることができるほか,敵に見つからないように近づき殴り倒すような,スパイ的な要素もある。武器も銃以外に光線銃や剣などたくさん用意されている。
米国ではXbox本体と同時発売を目指しているようだ。開発者たちは,このゲームが日本で受け入れてもらえるか不安があり,日本のユーザーの感想がとても気になるとのこと。
これらのほかにも,先日発表されたBlitz Gamesのパズル「Fuzion Frenzy」やアクションRPG「Nightcaster」 などもあったぞ。
■盛況だった今回のGamestock 今回の「Gamestock 2001」は,Xboxのタイトル発表もあり,日本・韓国・豪州など各国の報道メディアが会場に集まり,例年より倍の人が集まって大盛況だった。
各メーカーに発表されたタイトルの発売計画をたずねると,本体と同時発売を目指しているという答えを多数聴くこともでき,期待は高まる。しかし,気になる通信対戦に関しては,どの会社も「MSがネットワークに関して発表していないので,コメントはできない」という返答しかなかったのは残念。
また,今回はじめて米国版のコントローラを使って実際にゲームをプレイすることができたが,思ったほど違和感もなく,好印象だったことも収穫だった。
最後に米Microsoftのゲームパブリッシング部門副社長・Ed Fries氏に,Gamestock終了後にコメントをもらった。
「今回のGamestockで,Xboxのファーストパーティのタイトルをいくつか発表したが,この後にも(今回の)5倍のタイトルを用意している。既に開発が進んでおり,僕が推薦する日本人だけのイチオシの開発チームもある。
今月末は東京ゲームショウにも行くので,楽しみにしてるよ」(Ed氏)
[SOFTBANK GAMES]
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