本日（3月22日）東京国際展示場において，最新のおもちゃが一同にお披露目されるイベント「2001東京おもちゃショー」が開幕した（25日まで）。

　会場には，バンダイ，タカラ，トミー，セガといった国内137社に加え，海外7カ国2地域からも18社の玩具メーカーが，最新のおもちゃを展示・デモンストレーションしていたぞ。

　セガ・トイズブースでは，先日，突然発表された話題のロボット「ファミリーロボットシリーズ」が展示された。第1弾として5月に発売される「C-bot」は，同社の大ヒットロボ「プーチ」の人型タイプ。音やタッチセンサーに反応して，喜怒哀楽を表現することが可能だ。

　しかし，このファミリーロボットシリーズの神髄は7月に発売を予定している「W-bot（ウィルボ）」だろう。なんと「W-bot」には，学習機能はじめ，音声によるコミュニケーションや， 部屋の広さをセンサーで感知し，自由に歩きまわるなど，正に自立型ロボット的な楽しい機能が満載なのだ。今から発売が楽しみだねっ。

　JESNETブースでは，昨日発売された新携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」の関連製品が多数展示され，注目を集めていた。

　展示スペースにはGBAを手にとって体験できるコーナーをはじめ， GBA専用大容量バッテリーや，通信対戦ケーブル，モバイル・ネット・コミニュケーションアダプタなど，今後のGBAには欠かせないさまざまな周辺機器が並んでいて壮観。

　特に1カートリッジで4人（4台）までプレイできるという通信機能は，今までにない展開であり，今後のゲームビジネスに影響しそう。そのためか関係者日の今日はその機能などについて質問をするスーツ姿の来場者を多数見かけた。

　バンダイブースでは，昨年発表され，話題騒然となったあのラジコン「ザク」を持ち込みデモ走行（歩行か？）していたぞ。夢にまで見た自分で動かせる（マイ・モビルスーツ）「ザク」は，年末販売を目指し，現在急ピッチで開発中とのことだ。価格は9万8,000円（予定）とのことなので，欲しい人は，今から貯金しておこう。俺は絶対買うぞ！

　ガンダムネタばかりで申し訳ないが，「ザク」以外にも，完成品フィギュア「GUNDAM FIX」シリーズからは次期販売製品「GP-01」や，カトキ版では初のモデル化であろう「Gアーマー」など，見に行く価値がある素晴らしい製品が展示されている。

　さらに凄いアイテムが用意されていた。なんと，1/12スケールという超ビッグサイズ（150センチ近い）の「ザク」（試作品）が展示され，集まった取材陣と流通業者を驚かせていた。デモ用の展示かと思いきや，「一般ユーザーがターゲットです」（展示説明員）……。気になる価格だが，この大きさにしてはお手ごろ（？）な20万円以内の価格設定になりそうとのこと。ジオンが生んだ傑作モビルスーツ，君は手に入れることができるか!?

　コナミブースでは，ネズミ型ロボット（SOFTBANK GAMES NEWS参照）をはじめ，「ときメモ2」のキャラクターフィギュアなどが参考出品されていた。また，GB専用の体験ゲームコーナーでは，コミックボンボンで好評連載中の人気漫画「クロスハンター」のGB版ゲームをプレイできた。「クロスハンター」は4月12日発売なので，24日からの一般公開日にはひと足先にプレイして，みんなに自慢しちゃおう！

　ラジコンからぬいぐるみまで，最新のおもちゃが集まる「2001東京おもちゃショー」。今年発売予定の玩具群を一度に見ることができるチャンスなので，親子や友だちと出かけてみよう！

[SOFTBANK GAMES]