メトロワークスは4月23日,PlayStation2用ゲームソフト開発ツール「CodeWarrior for PlayStation 2日本語版リリース2.55」(CW for PS2 R2.55)と,PS2専用性能解析ツール「CodeWarrior Analysis Tools for PlayStation 2 Release 1.1」(CATS for PS2 R1.1)を発売する。
「CW for PS2 R2.55」は,PS2用統合開発環境の最新バージョン。今回新たに,オーディオや周辺機器を制御する入出力プロセッサ用IOP開発モジュールキット「IOP Extension」を採用。これにより,EmotionEngineからVUマイクロコード,およびIOPモジュールを1つの統合開発環境上で開発・デバックすることが可能だ。
一方,「CATS for PS2 R1.1」は,PS2専用の性能解析ツール。「CW for PS2 R2.55」と併用することで,ゲームソフト開発におけるコーディング・ビルド・デバック・性能解析という一連の開発工程を一貫して行うことができるという。
また,同時発売として入出力プロセッサ用IOP開発モジュールキット「IOP Extension」も個別で発売予定。
1ライセンスの価格は,「CW for PS2 R2.55」と「CATS for PS2 R1.1」が各34万5,000円。「IOP Extension」は14万8,000円。旧バージョンサポート期間中のユーザーに対しては,無償で今回の製品を提供する。
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