三菱商事,宇宙通信,東京電力の3社は,ヒットポップス社の第三者割り当て増資を引き受け,通信衛星を利用したブロードバンドコンテンツ配信サービス「ヒットポップス」(社名に同じ)を事業化することを発表した。
ヒットポップスは,衛星を中継回線として利用し,ブロードバンドコンテンツを配信するサービス。地上のインターネット網を介さないため,ネットの混雑を避けることができるという。現在,35社以上のCATV業者と複数のADSL業者が受信を予定している。
今回の事業化に際し,ヒットポップスではゲームのダウンロードサービス,攻略情報の販売,コミュニティを実現するゲーム総合情報サイト「ゲッチャ」の運営を開始。このサイトには,エニックス,カプコン,スクウェア,セガ,任天堂,ハドソン,フロム・ソフトウェアなど10数社が参加する。
ほかにも旅行・観光の「ヒットツアーズ(仮)」や,加入者自らがインターネット放送を発信できる「マイ・ヒットポップス(仮)」,視聴者参加型のコンテストイベントを実施する「ヒットオーディション(仮)」など,多くのコンテンツの提供も開始する。
[SOFTBANK GAMES]