社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,徳島県警生活保安課とハイテク犯罪対策室,徳島東署は,ゲームソフトを権利者の許諾なくインターネットにアップロードし,アクセスしたユーザーにダウンロードさせていた佐賀市の34歳会社員男性を,著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は,海外の無料サーバやインターネットに常時接続した自宅のPCをサーバとし,スーパーファミコン用やゲームボーイ用など,250タイトルを超えるソフトを権利者に無許諾でアップロード,国内プロバイダーのサーバスペースに開設したホームページを通じてダウンロードさせていたとみられている。
ACCSでは,2000年1月に会社員に対して公衆送信権侵害についての警告を行い,会社員は謝罪メールを送っていたが,その後,アップロードが発覚しないようにホームページを細工し,2000年末からは自宅のPCをサーバとして,侵害行為を継続していたという。
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