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コナミ&ハドソンが業務提携.展開が明らかに!
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2001年7月26日 |
コナミとハドソンは本日(7月26日),資本提携を伴う戦略的業務提携したことを都内のホテルで明らかにした。
コナミはハドソン全株45%となる560万6000株を取得。ハドソンの筆頭株主となるとともに,両社でさまざまな分野で協力していくことを明らかにした。「ハドソンのコナミグループ入りにより,両社の確固たる業界内基盤を確立する」という。
今回の提携について,コナミの上月景正氏は,「エンターテイメント市場が再編されていく中で,ゲーム草創期時代から培われてきたハドソンのブランド力・技術力の高さは魅力」と説明。
一方,ハドソンの代表取締役社長・工藤浩氏は,「この不況の中,1社で頑張っても限界がある。コナミとハドソンは不思議なほど競合する部分が少ないこともあり,お互いの得意分野を上手く伸ばしていきたい。今回の提携が業界再編のきっかけとなれば」とコメントしている。
具体的には,コナミ コンピュータ エンタテインメント スタジオ(コナミSTUDIO)の札幌における事業全部のハドソンによる統合が行われるほか,両社の開発ツールや3D技術の共有などが行われる予定。さらにコナミ上海の開発力も両社で利用できたり,ハドソン製品のコナミ流通網での販売といった展開も計画されている。
また,ハドソンのモバイルゲーム開発力と,コナミのキャラクターやライセンスを組み合わせ独自コンテンツを開発していくほか,オンラインゲームにも注力。同時にサーバの統合によって運営コストの削減も図っていくという。
[SOFTBANK GAMES]
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