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インテル新チップでPentium4搭載PCが手ごろに
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2001年9月11日 |
インテルは本日(9月11日),「Pentium4 プロセッサ プラットフォーム デイ」を開催した。これは年末商戦に向け,Pentium 4/2GHz搭載PCの市場拡大の促進を狙って行われたもの。本日発表された845チップセットとの組み合わせで10万円を切るPentium 4(1.5GHz)搭載PCがリリースされるなど,ゲーマーにとっての朗報も多数あった。
発表会ではインテルの第一営業本部本部長・板野勝美氏が壇上に。Pentium 4/2GHzに至るまでの同社の歩みなどを紹介するとともに,NetBurstアーキテクチャの高速化が早いことをアピールした「P6では1GHz(周波数)を超えるのに6年かかったが,NetBurstは1.5GHzから2GHzに向上させるのはわずか1年だった」と話す。
発表された845チップセットは,メインストリームをターゲットとしたのもので,省スペース型のPentium 4搭載PCなどに活用されるという。850チップセットは引き続き高性能なモデルへ採用されていく。同じCPUを採用したときのパフォーマンスの差は,数%から十数%とのこと。
板野氏は,今後のPentium 4の需要として,オーディオやビデオ編集に加え,3Dゲームなどエンターテイメント分野を挙げている。資料によれば同じゲームで,Pentium III/1.0BGHzと比較するとPnetuim 4/2GHzでは63%の高速化を実現するとしている。
同時にブロードバンドインターネットにおいても,Pentium 4はWeb上で3Dグラフィックを快適に見ることができるとし,マイクロメディアによるShockwave3Dのデモが行われた。このデモでは,Shockwave3Dでフロム・ソフトウェアの「アーマードコア2」やコーエーの「ギタルマン」といった3Dソフトの動画映像を快適に閲覧することができたのだ。
さらに,会場の隣に設置されたスペースには,カプコンやイマジニアがゲームを出展。カプコンの「TRIBES 2」やイマジニアの「e-Racasr」などがデモされていた。いずれも,Pentium 4に対応したDirectX 8.0を利用することで,光源などグラフィック面やサウンド効果が大幅に向上している。もちろん処理落ちなどは全く感じられない。
新チップの登場でより身近になったPentium4搭載PCを年末のボーナスで購入して,最新のPCゲームを堪能するのもいいかも!
[SOFTBANK GAMES]
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