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「THE 山手線」特別列車に乗ってきたぞ!
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2001年9月16日 |
ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日(9月16日),PS2用運転シミュレーション「THE 山手線 〜TRAIN SIMULATOR REAL〜」の発売(10月4日発売)を記念して,実際に山手線特別列車を走らせた!(すげえ!)。
この特別列車は,JR東日本の協力によって実現したもので,電車の先頭にはタイトル名が描かれたプレートが付けられ,社内の広告も当然「THE 山手線」一色。各車両には,トークイベントの内容や,運転席からの映像を流すための巨大モニタが据えられている。
日本の,いや世界でも有数の通勤列車でもある山手線の特別列車なんて,そうそうあるものもない。全国の“てっちゃん”(鉄道マニア)が,この特別列車に乗りたがっていたが,乗れたのは抽選で選ばれた百数十人だけ。この列車に乗れた人は本当にラッキーだったのだ。
大崎を出発した特別列車は,ぐるっと山手線を一周。もちろんドアはその間1回も開かない。完全に貸切だ。すげえぜSCE! 電車が発車すると,同ゲームの演出プロデュースを担当した向谷実氏が,元JR東日本の運転士さんたちと先頭車両でライブトークを展開。
今回のトークでも,向谷氏は鉄道マニアぶりを披露。専門用語バシバシで,メモを取る取材陣も困惑顔。トークの途中も,興奮気味に運転席を覗き込んでは,「すげー」を連発していた。本当に電車好きなのね……。このトークの中で,「THE 山手線」の中で緊急トラブルや各種データベースが組み込まれることも明らかにされている。
さて,電車は新宿駅に。ここでは運転席にカメラが入り,プロの停車テクを各車両のモニターに生中継。見事な停車に拍手が沸き起こっていたぞ!
最終車両には,10台ほどの試遊台が用意され,ファンがひと足早くプレイ!(しかも本当の山手線の中で!)。実際に今走っているところを指定してプレイする人も多数いた。トークを終えた向谷氏もプレイしていたが,あまりにも真剣にプレイして「ちょっと,よっちゃいました」と,ファンを笑わせるサービスぶり。
各山手線の駅には“てっちゃん”たちが,この特別列車の姿を写真に収めようとカメラを構え,電車待ちの人は停車せずに通り過ぎていく電車を“何事?”と驚きの顔で見守っていたのだった。
無事,大崎駅に帰ってきたところで,再びマイクをとった向谷氏は,「普段何気に乗っている山手線だが,乗客の多さ,過密な運行スケジュールなど,安全面でも運転手さんたちは非常に大変だということも,このゲームで理解していただければ」とこのイベントを締めた。
この列車に乗れたファンは,体験版や山手線サブレ,そして「乗車証明書」など,オミヤゲをた〜くさんもらって,大満足で帰途についていた。次はゲームでキミがこの山手線を運行するのだっ!
[SOFTBANK GAMES]
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