|
PS2技術を応用した半導体が汎用に商品化
|
|
2001年9月27日 |
東芝は,64ビットRISCマイクロプロセッサ「TMPR7901」を商品化することを明らかにした。
このMPUは,ソニー・コンピュータエンタテインメントと共同で開発した「Emotion Engine」のノウハウを活かし,東芝が汎用用途向けに開発したもの。
基本的には,64ビットで2系統の命令が同時に行える2ウェイ・シンメトリック・スーパースカラ・アーキテクチャの採用(128ビットにも構成可能)や,128ビットデータ処理が可能なマルチメディア命令をサポートするなど,「Emotion Engine」の設計資産を活用。しかし,キャッシュサイズの変更や,FPUのIEEE準拠,SoC(System on Chip)市場に向けタイリング設計手法を適用するなど,汎用用途にも使用できるように最適化されているという。
東芝では,この「TMPR7901」を,2002年3月から9,000円でサンプル出荷。同年6月から10万個/月で量産を行っていくとしている。
[SOFTBANK GAMES]
|