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蘇る危険な男―松田優作があの姿で鬼武者に!?
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2001年10月28日 |
本日(10月28日),東京・渋谷にて「東京国際ファンタスティック映画祭 “蘇る最も危険な男 松田優作 13回忌”」が行われた!
会場となった渋谷パンテオンでは,俳優・松田優作氏の代表作である「探偵物語」「蘇る金狼」「ブラック・レイン」が大画面で上映されたほか,幕間にトークショーも開催。「松田さんはとても“綺麗”な人。“今日会う”と思うと,今でもドキドキする凄い人だ。」(脚本家・丸山昇一氏)と,各著名人が松田氏に関する思い入れをたっぷりと聞くことができたぞ。
そして2回目のトークショーには,松田優作氏の最新作となる「鬼武者2」プロデューサーの稲船氏が出演。
まず松田氏を「鬼武者2」主演に起用した理由については,「ゲームの主人公は,大半が外国人。じゃあ,日本人のゲームを作ろうとしたときに,“この人だったらつくりたい”と思える人がなかなかいなかった。だけど松田さんは違う。みんなが“やってみたい”と思える人だったので決めた」と話す。
また苦労している点については,「やはり松田優作さんがちゃんと表現できているか,ということ。逐一ビデオでチェックしているけど,それだけがいつも不安です」と,かなり悩みながら制作されているよう。ただし,気になる開発度に関しては「かなり順調。ゲーム自身も面白いものに仕上がっています」とのことなので,安心できるね。
ほかにも会場では,映画祭用に制作した「鬼武者2」のマル秘特別映像も公開! 舞台は天正元年の日本,そこに登場するのは松田氏扮する柳生十兵衛……と思いきや,黒のハットに黒のスーツ,赤いシャツに白いネクタイ,極めつけのサングラスの人物が登場――そう,「探偵物語」そのままの松田優作氏が出てきたのだ。口調までも「探偵物語」そのままの優作氏に,もう会場は大喜び。上映が終了した後も,会場の映画ファンから拍手喝采が巻き起こるほどだったぞ。上映前には,「好評だったらゲームに入れるかも」(稲船氏)という声も聞かれていたので,期待してもいいかも!?
最後に稲船氏は,「松田さんは僕らのヒーロー。10代,20代の人に“松田優作”をぜひタイムリーな人として見てもらいたい」と,松田氏に対する想いを語ってくれたのだ。
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