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MGS2完成披露パーティ開催!新キャラも発表
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2001年11月13日 |
本日(11月13日),コナミは「METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY」完成披露パーティを開催。会場となった台場のZepp Tokyoには,クリエイターやプレスなど,業界関係者が続々と来場した。
パーティの口火をきったのは,できたばかりの「METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY」のムービー。完成度の高さを伺わせるムービーの出来映えに,来場者たちは目を凝らしていた。
最初に登場したのは,コナミCS本部長の北上氏。「北米はもちろんのこと,日本でも前作を上回る受注をもらっている。この勢いで,ゲーム業界の新しい伝説を作っていきたい」と力強く挨拶。
続いて,小島秀夫監督が壇上に。小島監督は冒頭に「3年間,ご心配をおかけしましたが,無事完成しました」と会場を埋めた来場者に報告。さらに「いままで秘密にしていた」という同ゲームの最大の特色を明らかにしてくれたぞ。
その秘密というのは,新キャラクター・雷電の存在。彼はソリッド・スネークが主役の“タンカー編”とは違う“プラント編”の主役となる人物で,“FOXHOUND部隊”の隊員。今回で実戦が初めてとなる。
この“プラント編”は,主に「MGSが初めての人が,MGSやソリッド・スネークという人物を理解できるように」(小島氏)制作されたストーリー。ソフト起動時に前作をプレイしているかどうかが尋ねられ,初めてのプレーヤーは“プラント編”の雷電を通してスネークを見ることになる。小島氏によれば,「スネークを客観的に見ることで,新しいスネークを知ることができる」とのことなので,この新システムにも期待したい。
次に小島氏に続いて壇上にあがったのは,松花助監督,キャラクターデザイナーの新川氏,サウンドディレクターの村岡氏,プログラムディレクターの植原氏の4人が登場。トークショー形式でMGS2の魅力を聞くことができたぞ。
植原氏によれば,「敵キャラは賢いというより,面白く作り込んだ。慣れてきたときにからかって遊んでみると楽しいかも」とのことなので,是非試してみよう。また,村岡氏からは,「今回,曲を作ってくれたHarry Gregson Williams氏は,映画“シュレック”や“アルマゲドン”の曲を制作している人。今回は小島監督と一緒に直接ファンメールを出して,実現してもらった」という裏話も。
ほかにも,「物語の要所で,ぜひズームで寄れるところまで寄って,背景やキャラの描き込みを見てほしい」(新川氏),「グラフィックだけでなく,ゲームの部分にもPS2の性能を使っている」と,それぞれの立場から見所を教えてくれた。ゲームプレイ時は要チェックだ。
パーティ会場では,カプコンの稲船氏,軍事アドバイザーの毛利氏らが完成を祝福。SCEの丸山氏も「これから,この素晴らしい作品を世界中のユーザーに楽しんでもらえるようにしたい」と挨拶し,自ら乾杯の音頭をとっていたぞ。そのほかCMにも出演した“Gackt”氏,声優の堀内氏,映画監督の北村龍平氏からもビデオメッセージが届いていた。
また,会場ではエンディングテーマの作詞・作曲をした村中りか氏とジャズ歌手マクサン・ルイスさんによる「Can't Say Good Bye to Yesterday」の生演奏も行われ,終始華いだムードで行われた今回のパーティ。最後に登場した開発元・コナミ コンピュータエンタテイメント ジャパン代表取締役社長の吉岡基行氏は,「小島監督率いるこのチームは世界一の開発陣。これからも,ユーザーの喜んでもらえるソフト制作していく」と,披露パーティを締めた。
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