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バンダイ,平成14年度中間決算は安定した増収に
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2001年11月14日 |
バンダイは,平成14年度中間決算を発表,売上高1,103億2,100万円,経常利益117億8,900万円,中間純利益55億6,400万円の増収・減益となったことを明らかにした(すべて連結・前期中間期比)。
同社は現在2000年度を初年度とする,「選択と集中」「経営と業務執行の分離」をキーとした中期経営計画を推進中。また「さまざまな事業領域でNo.1となることを目標に」新サービスの提案を積極的に展開している。
上半期の事業別業績としては,主力となるトイ・アミューズメント事業が「百獣戦隊ガオレンジャー」「From TV animation ワンピース」「機動戦士ガンダム」シリーズのビデオゲームソフトが人気となったほか,同コンテンツの携帯向け配信も好調を維持し,全体で増収増益となった。
また,メディア事業でもバンダイビジュアルが発売する「機動戦士ガンダム」シリーズを中心としたDVDソフトが大きく貢献。さらに劇場用では,北野武監督の「BROTHER」,アニメ作品ではサンライズ制作の「犬夜叉」が高い人気となり,こちらでも大幅な増収増益となっている。
バンダイでは,引き続き「百獣戦隊ガオレンジャー」「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめとした玩具,アミューズメント,ゲームソフトなど,消費者にあった商品を展開。また市場環境の厳しさや戦略ソフトの下期ずれこみなどの理由から,苦戦を強いられている「ワンダースワンカラー」についても,今後ハードの機能を活かした魅力的なソフトの投入により,一層の普及に取り組みたいとしている。
同社では通気の見通しとして,売上高2,200億円,経常利益190億円,当期純利益95億円を見込んでいる。
[SOFTBANK GAMES]
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