|
「ゲームの原点に」BUSINの魅力を岡田氏が語る!
|
|
2001年11月19日 |
アトラスは,渋谷Q-FRONTにて「BUSIN発売記念トークショー」を開催した。
会場となったQ-FRONT5階のE-Styleには,発売されたばかりのPS2用「BUSIN〜Wizardry Alternative」プロデューサー・岡田耕始氏が登場。「BUSIN」の魅力や開発秘話などをじっくり聞くことができたのだ。
まず岡田氏は,「BUSIN」の魅力について「ゲームの原点は何? というところに立ち返って制作していった。PS2ということで,もちろんビジュアルや音楽なども進化しているが,“自ら想像していく”というテーマを掲げ,王道のRPGとして仕上がっていると思う」と語る。
「BUSIN」は,‘80年代にPCで人気だった“Wizardry”をベースにしていることもあって,開発はなかなか大変だったよう。同ゲームをリアルタイムに遊んだ人も開発チームの中に多く,「それぞれの開発者にある“俺のWIZ”像をまとめあげるのにすごく苦労した」というぞ。それでも「WIZであってWIZでない,アトラスオリジナルの新しい楽しみを提供している」(岡田氏)そうなので楽しみ。
また岡田氏が「ぜひやって欲しかった」と話す寺田克也氏のデザインについても苦労があったようで,「イラストをもらった後,3Dにするのが大変。後ろ姿やモーションが全然ないので,すべて想像して制作した(笑)」と話してくれたのだ。
そのほかにも「宝箱を開けるときの“どきどき感”や,死神が現れたときに“ビビル怖さ”の演出」(岡田氏)を味わえるという。オールドゲーマーならずとも,これはもうプレイするしかない!?
最後に,サイン入りポスターなどのプレゼント大会が行われ,イベントは終了。「奥深さは真・女神転生に負けない」(岡田氏)という「BUSIN」ワールドをぜひ楽しんでみよう。
[SOFTBANK GAMES]
|