|
ナムコ,CS事業で大幅な増益。中間は黒字に
|
|
2001年11月22日 |
ナムコは,平成14年度中間決算を発表,売上高で690億4,300万円,経常利益14億4,100万円,中間純利益12億3,400万円の黒字となったことを明らかにした。
同社は上期,家庭用ゲームソフト販売部門で,PS用「タイムクライシス プロジェクトタイタン」「ワールドスタジアム5」,PS2で「エースコンバット04 シャッタードスカイ」,GBA「風にクロノア〜夢見る帝国〜」を国内で発売。さらに米国でPS,PS2,GBA用に計5タイトル,欧州向けにも5タイトルを発売した。
またウェブ&モバイル・コンテンツも展開。国内での配信事業はもちろんのこと,韓国でも同事業に着手するなど,積極的に配信を実施した。その結果,家庭用ゲーム部門で営業利益が960%増加した結果となった。
一方の業務用機器販売部門でも奮闘しており,AM機器のほかパチンコ関連や福祉関連で積極的活動を行い,今期は売上高と営業利益ともに黒字になっている。
同社では現在,「Xbox」用に新作を含む4タイトルを開発中。またナムコが共同事業に参画しているフルCG映画「AXIS」も来年春の完成を目指し,順調に制作が進行しているという。
ナムコでは,通期の見通しを市場の先行き不透明感などから,保守的な見通しに変更。連結で売上高1,511億円,経常利益39億円,当期純利益で19億円を見込んでいる。
[SOFTBANK GAMES]
|